リビング・ダイニング・キッチンをトータルで見た場合
キッチンカウンターで作業を始めると、このペンダントライトの光はほとんど気になりません。それはとても残念なことかもしれませんが、実際そうなのです。
このペンダントライトの詳細は こちら
では、誰がいつこれを眺めるのでしょうか。
キッチンに立つ人はほとんど下方向を向いているので仕方がないのです。でも、その人だって、キッチンに入るとき、キッチンを離れたときには目に入るわけですし、ご家族のほうはダイニング側から、またリビング側からキッチン全体を見ることになります。
そう、その姿が「絵」になっているかどうか、というのがポイントなのです。
次のイラストをご覧ください。
240㎝の一般的な天井高で、Aはガラスの下端が床上約170㎝、Bはそれを床上190㎝にしたときのイラストです。
微妙な違いのように見えますが、Bのほうがガラスとカウンターに挟まれた空間があきすぎて、ちょっとボケた感じになりつつあるのがお分かりでしょうか。
その全体の姿が一つの絵になっているか、それとも上下バラバラに捉えられてしまうか、によって印象は大きく変わるということを覚えておいてください。
もちろん、だから下げれば良い、というものでもありません。物を受け渡しするのにも使いますし、文字通りカウンターとしてお使いになるケースもありますから、60-80㎝程度は空けておきたいところです。
ほかにもいろんな要素があります。
LDKのところでも述べましたように、ダイニングテーブルが近い場合は、ダイニング用照明と高さを違えて設置することも大切ですし、ガラスが小さければ比較的下に、大きければ比較的上に、という配慮も必要でしょう。
また、ご自身あるいはご家族の身長なども考慮すべきです。手のひらをガラスシェードの下のラインと想定し、これをかざしながらご家族といっしょにお考えになるのが良いと思います。
判断に迷われる場合はどうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。
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