(明るさを表示する場合白熱電灯でのW数で表記します。蛍光灯やLEDなど省エネ電球の場合は表示W数相当のものを対象にしてください)
屋外で灯りを見ると、同じ明るさのものを家の中でみるのとは大きく違うものです。
人間の目は夜の屋外、それもあまり明るくないところでは、しっかりと瞳孔が開いて光を多く取り入れています。そのなかで40W電球の光を見ると、十分な明るさと感じるものです。
そこを間違えて、明るい方がいい、と60W電球やそれ以上のものを入れるのは、よほどの理由がない限り止めたほうが良いです。いくら美しいデザインであっても、不快感を持つ人のほうが多く、なぜかお家の人まで嫌われてしまいますから(笑)、注意してください。
玄関灯と言ったり、ポーチ灯と言ったりしますが、要するに玄関ドアの横とか上についている壁の照明です。
この照明をどこに設置するかを検討するには、まず玄関ドアとそれを設置する壁面の様子を描き、それに照明器具の姿(特にサイズに気をつけて)を書きいれて、正面からの絵を作ります。
バランスがとれていればそれでまずはOKです。このとき、設置する壁の横幅も十分かどうかのチェックもしてください。設置はできても、あまりに窮屈だと変に感じてしまいます。
そして、注意点はドアの開く方向と照明の位置です。ドアを開いたら、光が遮られて全く光が家の中に入らない、というのはあまり良くありません。
上のイラストだと、ドアが開いたときに家の中まで明るくなるわけでは決してありませんが、それでも反射も手伝って少しは光が中に入ります。それに鍵穴にも近いので何かとこちらの方が便利です。
もしも迷われるようでしたら、お宅の玄関の図面とご希望の商品番号をそえてどうぞご相談下さい。