和室といいながら、リビングに隣接しているため、リビングのシャンデリアごしに見えたとしても違和感のないものにしたい、
あるいは、和室であっても「純和風」の照明にはしたくない、というご希望があり、ここではそんな前提で話を進めます。
コンコルディア照明ではガラスシェードを使ったシャンデリアやブラケットライトを数多く扱っていますが、そのなかでも、下のガラスたちは『和』のテイストを持っていて、うまくやればごく自然に和室の照明が作れるのです。
近頃は和室といっても昔からの畳ではなく、琉球畳、縁なしのもの、カラフルなもの、といろんなバリエーションが増えていて、畳の良さはそのままで、見た目が洋室風になりつつあります。
リビングのピアノのために、あるいはピアノ室のために照明を、とお考えの場合は、次の点に注意されるとよいでしょう。
まずはそのピアノは練習をしたり(ご自分で、あるいは教室として)、演奏したりするためのものとしてお話します(ほとんど飾りで、という場合はそんなに気にしなくても結構です)。
アップライトでもグランドピアノでも基本は同じなのですが、
1.まずは譜面台に光が当たるように、
2.そして鍵盤に光が当たるように考慮しなくてはなりません。
グランドピアノだとどうしても鍵盤部分というよりボディの上に可愛い照明を設置したくなりますし、アップライトだと鍵盤の上に目立つ照明というのは、ちょっとバランスが悪いですよね。
従って、多くの場合は、ダウンライトとかスポットライトの補助照明を使うことで、必要な場所に必要な光量をご用意されるのが近道かと思います。そのうえで、どうぞお好きなところに可愛い、あるいは豪華な照明をお使いいただきたいと思います。
鍵盤の上はご自身の体の陰になりやすいため、できれば2方向からの補助照明がお勧めです。
幸いなことにピアノを入れる場合は、だいたい床に補強を入れます。ですので、補助の照明の設置場所もかなり早い段階で決定することができるでしょう。