Q.ペンダントライトをダクトレールに下げるとき、天井カバーはあった方がいいですか
A. ダクトレールのなかには、天井面の中に埋め込まれるものがありまして、つまりその場合は天井面とレール面が同じ高さにくるので、このときはカバーをつけたほうが見栄えがすると思います。
ただ、一般的にはダクトレールといいますと天井面よりレール面のほうが下に2㎝ほど飛び出ており、カバーをつけても天井面から浮いたかたちになるために強くお勧めするものではありません。カバーをつけると、どうしても人の目はそちらに引っ張られがちで、そのときに隙間が見えているのはあまりよくないのでは、というのがその理由です。
ダクトレールのうち、簡易型と言って、既設の天井の引掛けシーリングを利用してあとづけのレールの場合は、すでに天井面とレールそのものが離れていますから、私どもではこのカバーは付けなくても良いと考えています。(下の写真)